主要設備
真空蒸着機 6台

プラズマ重合装置付真空蒸着機 1台

プラズマ重合装置付大型バッチ式スパッタリング機(日本初) 1台

3次元レーザーマーカ 2台

IPA全自動洗浄機 1台

スピンドル塗装ライン 5ライン

塗装ライン 4ライン

塗装ロボット 7台

100,000クラスクリーンルーム(新工場)

バッチ式スパッタリング
 +プラズマ重合装置
全自動洗浄機

塗装ロボット





真空蒸着は、通常下記の3工程からなっています。
工程名 工程の説明
1.アンダーコート 通常、成形品表面は微小な凹凸が出来ており、そのまま蒸着すると、蒸着表面がつや消し状態になってしまい、光沢感が得られません。その為、アンダーコートを塗布し、表面を鏡面状態にすることにより蒸着後の光沢感を出します。
また、成形品にそのまま真空蒸着膜を成膜した場合、蒸着膜と成形品の密着が得られませんので、蒸着膜を密着が得られるアンダーコートを塗布することにより強固な密着性を得ることが出来ます。

2.真空蒸着 真空にした釜の中で、金属(通常はアルミニウム)をフィラメントにセットして電流を流すことにより、フィラメントが発熱しアルミニウムを溶かし、溶けたアルミニウムが蒸気となり製品に付着し、蒸着製品が出来上がります。
この時点では、全ての製品がアルミニウム色(シルバー色)に仕上がります。蒸着膜の膜厚をコントロールすることにより、ハーフ蒸着など通常と異なる仕上げにすることも可能です。

3.トップコート アルミニウムの真空蒸着膜は、そのまま大気に触れていると酸化して変色してしまう為、酸化防止保護膜としてトップコートを塗布します。シルバー仕上の場合、クリアーのトップコートを塗布しますが、その他の色調に仕上げる場合、トップコート内に染料や顔料を加え着色を兼ねます。
表面硬度や耐熱、耐用剤性などの製品の要求スペックにより、同じ色調仕上げでも使用塗料が異なります。





上記の他に、弊社では以下のような特殊蒸着も実施しております。
蒸着の種類 蒸着の説明
1.ダイレクト蒸着 通常行うべきアンダーコートを行わないで、成形品に直接蒸着を施す工法。
プラズマ電流を備えた蒸着機を用いてプラズマ放電で成形品を表面改質することにより、通常では密着が得られない蒸着膜の密着を得ることが出来ます。アンダーコートの塗装工程が省かれることにより、一般外観の塗装不具合(ゴミ・ブツ等)が激減し、非常に高い歩留まりを得ることが出来ます。
但し、成形品で鏡面出しをする必要があるため、樹脂材質が制限される他、金型及び成形品の管理には特に慎重を期す必要があります。

2.プラズマ重合 通常行うべきトップコートを行わないで、蒸着機中で蒸着保護膜まで生成する工法。
プラズマ電源を備えた蒸着機を用いて、蒸着膜成膜後、真空中にモノマーガスを導入し、プラズマ重合を行うことにより、蒸着膜上にさらに保護膜を生成することが出来ます。それによりトップコート工程が不要となるため、一般外観の塗装不具合(ゴミ・ブツ等)が激減し、非常に高い歩留まりを得ることが出来ます。
重合膜は透明のため、シルバー仕上げの製品には対応できますが、色付けが必要な場合はトップコートでの対応となります。
3.スパッタリング 真空蒸着では、蒸発物(通常はアルミニウム)にフィラメントにセットし、発熱させて融解させ蒸発させるため、高融点の物質は蒸着には不向きと言われてます。スパッタリングは、蒸着とは全く異なり、マグネトロンと電極を用いて蒸発源の分子を放出させる方式のため、蒸着では不向きな物質(ステンレス・銅・真鍮等)も製膜することが出来ます。金属の色調そのものが表面に現れるため、着色した物とは全く異なる非常に深みのある質感に仕上がります。

4.ハードコート蒸着 特殊工法及び専用塗料の開発により、通常の蒸着より飛躍的に表面強度を高め、今まで蒸着では不可能といわれていた部材にも蒸着を使用することが出来ます。



Copyright(C) 2010 Kawaguchi Shinku Corporation All Rights Reserved